サルトリアプロメッサでスリーピーススーツをオーダーした
銀座山形屋系列であるサルトリアプロメッサでスリーピーススーツを注文した。
公式HP曰くサルトリアプロメッサは若者向けラインであり、イタリアテイストのパターンをメインに扱っている。
イタリア特有な丸いシルエットが好きなのでここを選んだ。ちなみに銀座山形屋の方はブリティッシュ寄りに注力しているとのこと。
伺ったのは丸の内店。他の店舗では同店舗内に銀座山形屋とサルトリアプロメッサで選択できる方式が多いが、ここではサルトリアプロセッサのみ。山形屋の場合は、銀座本店に行く必要がある。
ただ生地の種類は、両店とも銀座本店と丸の内店が一番豊富だそう。
4月の日曜午後に来店したが、客は一人もいなかった。予約制ではなく、来店順だそうでスーツを作りたい旨を伝えて席に案内された。
先ずはどんな生地で仕立てるか聞かれた。今回は用途が決まっていて、光沢のある無地の生地の予定だ。その旨伝えると何種類か生地を出してくれた。
国産、カノニコ、ロロピアーナが来た。(順に59,000・89,000・99,000)今シーズンで押している生地らしく、自社で反ごと仕入れているため、安く提供しているらしい。その他にもパンチブックから生地は選択可能らしいが、値段が高くなる。大体一万くらい上がる印象。
4月ということもあり、春夏生地(平織り)ばかりだった。今回は綾織の生地を探していたため、時期を失敗したなあと思いつつ、生地を探す。予算オーバーだったけど、なんとか生地を決定。スリーピースの場合、ベストで+12,000だった。
生地が決まったらパターンを選ぶ。プロセッサのパターンは数が多く悩んだ。。。
・ローマ
・ローマリラックス
・ナポリ
・コアナポリ
・ミラノ
・フィレンツェコンフォート
・ブリティッシュ
ローマリラックス、コアナポリ、フィレンツェコンフォートは他のパターンでパッド無し、マニカカミーチャを採用していることが違いというざっくりとした説明だった。一応全部試させてもらい、ローマとナポリに絞った。ローマは最近できたモデルで、ナポリは開発してから十年異常立っているとのこと。自分にあってるのは、ローマかなーと思い、ローマを選択。ちなみにマニカカミーチャは入れてない。
次に採寸。サルトリアプロセッサはイージーオーダーである。ベースとするパターンを決めて採寸しつつ修正していく流れである。フィッターさんはこちらのイメージを適度にヒアリングしてくれつつ、トレンドはこんな感じですよーと提案をしてくれたりと丁寧な対応をしてくれた。
採寸も終わってオプションタイムである。これがまたオプションタイム地獄だった。。。覚えているのを書いておく。
・AMFステッチ(標準)
・サスペンダーボタン(標準)
・本水牛(+3,000)※標準はプラスチックのみ
・キュプラ100裏地(+3,000)※標準は無地裏地だとキュプラ50
・本切羽(+2,000)
・バルカポケット(+2,000)
・ベスト襟付き(+2,000)
・ベストダブル仕様(+5,000)
・セミハンドメイド仕立て(+2万くらい)
まさかバルカポケットまでオプションとは思わなかった。。。銀座山形屋も同じオプション形態だそう。
最後に支払いと納期。支払いは各種クレジットカードが使えた。納期は、3週間後だそうで、出来上がるの早いなーという印象。
若者向けという割には、値段は若者向けじゃないなあと感じた。国産生地なら、5万円くらいから作れるらしいけどね。
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